サイレントプログラム17

最後に、体操座りをしている私の横に座った。

 

愛しさが流れ込んでくる。

愛してる。

愛してる。

 

喉がグッと来たので、

緩めようと緩めたら、

唾がダラダラ出た。

 

余談かもしれないけど、

感情を止めることは、口を乾燥させると思った。

アレルギーなるよなーとか。

 

 

体操座りをしている私の横に座って、

ただ居る。

それだけで心地よかった。

息子の横にいる時の感覚もそうだと思った。

それを私にしてあげるだけだ。

母もその感覚だっただろうか。

私の横で、私は愛を送り続けたいと思った。

 

 

私の横で私は何もコントロールしなくて良くなっている。

前は、やってた。こんな空想の中でも。

 

ただ居ることの心地よさをゆっくり時間をかけてされたんだなーって思った。

 

 

 

Mーちゃんの話。

真剣に向き合って本音が出たのに、

別の場所でその事を否定。

向き合った相手を軽く扱うようなそぶり。

そうやって深く繋がっていきそうな相手が離れていってしまう。

お母さんからかまってもらうために明るく頑張った。明るくないとダメだった。

本来のMーちゃんの本音を無意識に出さないようにしている。お母さんからかまってもらうための無意識のやり方。それが人間トラブルを起こす原因となった。

 

本当は笑顔ではいられない。

本当は苦しい。

本当は傷ついている。

その本当の気持ちの存在状態でいい。

 

本当を偽って、お母さんに気に入られようとする行為。私めっちゃしてたなー。

 

「強い子!」って、暗示のように言われていた。

体が弱かったからかな。

だから、強い子になりたかったな。

 

本音は、

きついよー

くるしいよー

さみしいよー

本当は、弱音を吐きたかった。

 

怖いなー

遊びたくないなー

母ちゃんがいいのにー

本音を隠して遊んでいたから、

いじめられてたんだな。

 

 

Mちゃんの話。

仲良しのお母さん。

何かあったら、お母さんから優しく包んでもらえるから、自分でやりきれない。

エネルギーが拡大して、お母さんの力を超えて、助けてもらえなくなることが怖い。

そんな風に受け取った。

 

私はというと、何かする時、はじめはどどーんと出られるけど、だんだんフェイドアウトしていく。

周りに良いよ〜って言ってくれる優しい人が多くて、甘えてしまう。

こんなのも、私のお母さんと関係あるのかぁ〜って思った。

私のお母さんは、とっても優しい人だから。

 

 

私のお母さんは、

とっても優しい。

人とのスキンシップが苦手。

頭が良い。

心配性。

 

このお母さんにかまって欲しくて、

頑張ってたよ。

本音を出さんようにしたよ。

出さんくなったよ。

出せんくなったよ。

 

それでも、

そんな私でも、

体操座りしている横に座って感じるのは、

可愛い、愛おしい、愛してる。

尊い

ありがとう。

 

源とともに呼吸をしていきます。